水古戦場予選の話
[はじめに]
どうも、ヅランブルーファンタジーです。
多分グラブル関係でフォローして頂いている方はこの名前ではなく「aki」と言った方が分かりやすいような気がします。
このブログは基本的にカスタムオーダーメイド3D2に関する記事を纏めているものですが、水古戦場が終わったらその事を記事にしようと元々考えていました。
なので、今回に限り水古戦場の予選について、編成や考え方・準備等の情報をお伝えしようと思います。
[予選を走ったきっかけ]
前回水有利の第40回古戦場において、ヅランブルーファンタジーは予選ランナーとして29時間ランを初めて経験し、予選2位という快挙を成し遂げることが出来ました。
しかし男である以上、やはり頂点を極めたいもの。
当時は事前準備ほぼなしという背景こそありましたが、「1位を勝ち取ることが出来なかった」という事実は覆るものではなく、その事はこの水古戦場が始まる一年もの間ずっと心残りでした。
そんなわけで、第46回古戦場では、「事前準備を完璧にした上で完全なる勝利を収める」という想いを胸に掲げて臨むことにしました。
[古戦場の走り方]
古戦場は予選、インターバル、本戦で構成されており、個ランの走り方は二種類あると思っています。
※あくまでも自分の周りで認識されているレギュレーションです。
・予選、インターバル、本戦期間中全て走ってイベント終了時の順位を重視するもの
・予選期間中の29時間を全力で走って予選終了時の順位を重視するもの
前者は古戦場のイベント期間である8日間(最終日のボーナスバトルを除けば実質7日)
の全てを費やす必要があるため、相当の覚悟と準備が必要ですが、後者は2日間で済むので比較的走りやすいのかなと思います。
(それでも2日間ずっとグラブルをやり続けないと行けないので中々しんどいですが・・・)
ヅランブルーファンタジーは普段しがないサラリーマンをやっているので、7日間連続で仕事を休むことは厳しく、前回同様予選期間中だけ走ることにしました。
[予選での速度の出し方]
予選を走るということは、必然的にランナーが29時間の間90HELLをずっと倒し続けることになります。
90HELLの体力は古戦場共通で4200万となっており、これを如何に短い時間で倒すかというのがキモです。
奥義主体、通常攻撃主体で倒すかでやり方や結果は変わってきますが、
基本的には少ないアビポチ、ターン数で倒せればそれだけ短い時間で貢献度を稼ぐ事ができます。
また、手順を複雑化しすぎるとアビリティの押し間違いや、押し忘れによる時間のロスも当然出てきます。
29時間ぶっ続けで走ると頭や体に疲労が蓄積されるため、上記のミスが頻発し安定した速度が出せない場合もあります。
上記の理由から、少なくとも水有利古戦場ではアビポチや殴るターンは少しでも減らした方が良いと判断し、その考えの元に武器やキャラを決定しました。
[ランナーの役割]
CHARMYさんのブログでも触れていますが、
大体のランナーにはサポートメンバーが少なからず付いているものです。
※中には本当に一人の力だけで個ラン上位を走っている怪物級のグラブルプレイヤーもいます。
ランナーが肉を集めるのは速度的にロスとなってしまうため、
サポートメンバーが肉を集めて、90HELLを自発。デバフ付きでランナーに投げ付ける形になります。
ランナーの役割は、その投げつけられた90HELLを可及的速やかに処理することです。
必要なデバフは既に入っているため、武器はとにかく上限が上がるもの、キャラは少ないポチで高火力を出せるキャラを編成して戦います。
[水古戦場で使った武器と召喚石編成]
ガリレオサイト4凸の実装から古戦場開始までの猶予が無かったため、
確定クリティカルによる通常軸は見送り、必殺による奥義主体の編成を選びました。
メイン武器以外に関しては以下を基本としています。
ヴァルナ編成におけるテュロスビネットは、3本で奥義上限が9.5×3=28.5%しか伸びないため今回は採用を見送り、テュロスワンドのイクシードウォータで奥義上限を伸ばすことにしました。
イクシードウォータはSLV15で奥義上限が15%伸びるため、2本編成すれば30%、
ブルースフィアとセット運用することで、武器の奥義上限アップ系スキルの上限値である60%にピッタリ調整出来ます。
ただし、テュロスワンドはテュロスビネットと違い攻刃はほぼない(杖得意キャラ限定)上に、イクシードでは奥義ダメージそのもののはアップしないため、
また、武器枠が一つ空いたため、第二スキルにCB上限を付けたオメガブレイドを編成することが出来ました。
CB上限ではなくダメージ上限の上がる緋舞扇を編成する選択肢もありましたが、グラブルの敵には1回で与えられるダメージの限界値が存在し、HELLやHLのボスにはその値が厳しく設定されています。
具体的には660万という値が設定されているため、いくら奥義上限を伸ばしても与えられる奥義ダメージの最大値は660万程度に抑えられてしまいます。
プロメテウスHLを使ったダメージ計測では主人公とルリアはこの限界値に引っかかっていたため、CB上限を上げた方がよりダメージを伸ばせると判断しオメガ武器を編成しました。
(ダマスカスやヒヒイロを入れないとそもそも緋舞扇を最終出来ないという事情もありましたが・・・・)
[メイン武器について]
水剣豪で主流となっている武器はおそらくこの3本でしょう
これらの武器は設定されている基本奥義上限の値がそこまで高くないため、
4200万を出すためには水着グレアのデュオや烈刀一閃等のアビリティで上限を伸ばすか、無明斬で奥義回数を1回増やす必要があります。
上にも書きましたがアビポチは速度的にロスとなるため、90HELLを倒す上でこれらの武器は出来ればメインとして持ちたくないという想いがありました。
また、奥義を一回増やしたことで6チェが7チェとなる際に発生する奥義硬直時間の差も、29時間走る場合は決して無視出来ません。
なので、今回はこの武器をメインとして採用しました。
なんか色々スキルが付いていますが、見るべき所はそこではなく、
剣豪で持てる奥義ダメージ(極大)の武器
というのがポイントです。
ヘラクレスと上3つの武器の基本奥義上限の値はこんな感じです。
・奥義ダメージ(特大)(オメガ、金重、八命切) : 約168万
・奥義ダメージ(極大)(ヘラクレス) : 約202万
これだけ見ると34万くらいしか違いがないように見えますが、
奥義ダメージの計算において必殺等の上限アップスキルはこの値をベースに計算されてるため、200%奥義だと数百万もの差が出ます。
つまりヘラクレスは、
「他の武器の三回奥義に匹敵するダメージをカツオ召喚だけで出せる武器」
であり、90HELLを最速1ターンキルするのにうってつけの武器と言えます。
金月100個+ダマヒヒ3つとコストは非常に重いですが、水古戦場予選の切り札として是が非でも欲しかったため、頑張って用意しました。
[水クリュサオルについて]
ヴァッサーシュパイアーに魔獄のエンブレムを付けた水クリュ編成も、
当初選択肢にはありました。
土古戦場の予選ではこの武器が最適解だった訳ですが、今回は以下の理由から不採用としています。
・2回奥義を打つために絶対に1ポチ必要
→デュアルアーツを押したくない。
・奥義追撃キャラの不足
→ヨダは固定ダメージなのでロミオやシャルロッテなど選択肢が狭い。
・アビダメ上限アップと奥義上限アップの両立が土ほど容易ではない
→カイムの逆位置編成が強すぎる。
・土古戦場予選ではたかしさんが1ポチ1召喚で90HELLを処理していた
→同じ団員として編成や動き方の相談を乗っていたこともあり、
自分が走る古戦場ではこのラインは絶対に超えたいと思っていたため。
[キャラについて]
水属性において90HELL1ターンキルを奥義主体で行う場合、
候補となるキャラは大体こんな感じでしょう。
上でも散々書きましたが、アビポチは少なければ少ないほど良いです。
なのでキャラは、
「押せば強いキャラ」より「押さなくても強いキャラ」
を選んでいます。
その基準でHLを殴りながら調整した結果、以下のような編成となりました。
奥義追撃系キャラはアビダメ上限を上げられる武器を積めないため、
基礎奥義上限が高いキャラがメインです。
これらの武器とキャラ編成から、
予選時は0ポチ1召喚、1体あたり平均18秒で90HELLを処理することに成功しました。
勿論、サポートメンバーの支援ありきの話なので、
普通に奥義主体の水属性で倒す場合、このような速度は出ません。
[食事]
食事や生活習慣についてはCHARMYさんのブログを参考にして、
カロリーメイトと水、あとはウィダーインゼリーを主食として摂取、3日前から体の調子を整えていました。
参考にしたCHARMYさんの記事
https://charmy-3016.hatenablog.jp/entry/2018/09/16/112215
とはいえ普段は水分をかなり取る人間なので、予選中も結構な量の水を飲んでいます。
そのため、29時間の内トイレに行った回数は合計3回、1回あたり1分手を止めています。
90HELL1体につき18秒程度の処理時間なので、大体300万程度の貢献度をロスしていますね。
ゲーミングおむつ的なものがあるらしく、事前に使おうかと一瞬考えましたが、
人として何か大切なものを失ってしまうような気がしたので大人しくトイレに行くことにしました。
[眠気]
事前に十分な睡眠をとっていたこと、エナジードリンクを飲んでいなかったこともあり、29時間の内、睡魔はほとんど襲ってきませんでした。
更に今回は人に勧められてこの薬を服用していたのですが、凄まじいほどの効果があり、
この薬が効いている間は「眠い?なにそれ?」状態だったことが大きいです。
ただし、これを飲みすぎた結果カフェイン中毒で死亡した例もあるそうなので、
摂取量はちゃんと守りました。
また、眠気は無くとも29時間座った状態で常にマウスを動かし続けるため、
体の疲れと腕の痛みは無視できません。
「頭だけは無事、他は全て死んでる」
みたいな感じですね。
[作業用BGM]
お気に入りのリストから適当に流すのもいいですが、
静かな曲からいきなりテンションの高い曲に変わると調子が狂うかもしれなかったので同じ曲を29時間延々と垂れ流していました。
今年はこれ。
https://www.youtube.com/watch?v=W1N1DYewwsk
[作業環境]
回線が強くてPCのスペックが良ければなんでもいいと思います。
ヅランブルーファンタジーは走ってる最中に水や食事の補給、痛めた手首のアイシング的な支援を嫁から受けられるメリットがあったので自宅を選びました。
ただ、自宅では回線が遅くなる時間が少なからずあったため、ネカフェで走るか自宅で走るかは最後まで悩みました。
特に理由がないならネカフェ一択かな、とは思います。
[必要アイテム]
特にサポーターに90HELLの自発をお願いする場合、とんでもない数のBPが必要となります。
ヅランブルーファンタジーは予選中に90HELLを5000体以上倒しているので、10000個以上のソウルシードを使いました。
走ると決めた際はブロンズムーンやシルバームーンはなるべく貯めておき、
ストイベの箱堀り等で回収しておきましょう。
もちろん自発メインでやるならソウルシードではなくエリクシールにダメージがいくと思います。
[まとめ]
以上がヅランブルーファンタジーが水古戦場予選を走る際に準備したものになります。
とにかく29時間という単語に目を奪われがちですが、実際の所準備が一番大変だと思います。
まぁなんだかんで準備をしている時間、走っている時間は楽しかったのでまた機会があればやりたい所ですね。
[次もやるの?]
少なくとも火古戦場に関しては走るためのリソースないので無理だと思います。
しばらくの間は50000位から漏れない程度にゆるーくやってく感じになるでしょう。
来年の水古戦場は体力や日程次第ですかね。
長期休暇と被れば本戦1位まで狙うのもありですが・・・そう都合のいい展開はないかなーと思ってます。
[おまけ]
開始から終了までの20分速
それでは、COM3D2の世界に一旦戻ろうかと思います。
あ、今買うならCM3D2が入ったダブルパックかGP-01とのセットがおすすめですよ。
この記事に関しての質問等はプロフの質問箱までお願いします。